タバコの研究所の広報を務めるニックは、喫煙者たちの権利を守るため、またタバコに健康悪化との因果関係がないことを世間に信じさせるために日々奮闘していた。世間からは厳しい目を向けられるが、ニックは巧みな話術で人々を丸め込み、「情報操作の王」とさえ呼ばれていた。私生活では離婚し、一人息子のジョーイだけはニックを尊敬している。ある日、嫌煙派のフィニスター上院議員が、タバコのパッケージにドクロマークを付けるように働きかけていることを知り、息子ジョーイを伴いハリウッドに飛び、ハリウッド映画に喫煙シーンを盛り込むようプロデューサーに働きかける。
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