米ソ対立がエスカレートした結果、西ベルリン封鎖を端緒にして東西ドイツ国境においてソビエト連邦率いるワルシャワ条約機構軍が西ドイツに侵攻、それに対するアメリカ側のNATO軍はその侵攻を核地雷などにより防ごうとする。一方の舞台であるアメリカ中部のカンザスシティは平和な町であったが、東欧での米ソ間の武力衝突により、全面核戦争が勃発したため、市内にあるミサイルサイロからICBMが射出され、またソ連からもミサイル攻撃を受けた。着弾まで30分しかないなか、市民はパニック状態に陥りハイウェイに殺到する。しかし数発のミサイルが炸裂しカンザスシティは米ソの多くの大都市と同様に一瞬のうちに壊滅した。
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