ジャマールは“中世の世界”という経営不振のテーマパークのスタッフで、冴えない毎日を送っている。ある日、ジャマールは園内のお城でお堀の底に光るメダルを発見した。そのメダルが気になって拾おうとしたジャマールは誤って落水してしまう。そして岸に上がると、周りの景色はガラリと変わっていた。ジャマールは本物の城や処刑を見てやっと自分が本当の中世にやって来てしまったのだと理解する。やがて美しい侍女ヴィクトリアに出会う。彼女はジャマールと同じメダルを持っていた。それは城主レオ王の陰謀で追放された女王を支持する一派の秘密の証だった。
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